紅白?ガキ使?
12月31日。大晦日。
みなさん、どのようにお過ごしだろうか。
「大晦日はガキ使!」
「大晦日は紅白!」
前前前年からずっとこの2つの番組のどちらを見るか、迷う人も多くいるのではないか。
※TBSの格闘技やテレ東の歌謡曲も毎年ぶれないでやっている点はすごいと思う。
今、私は実家に来ているのだが、テレビには紅白が映っている。
紅白歌合戦は、老若男女問わず家族みんなが楽しめる年末の風物詩になっている。
しかし、今年の出場アーティストを見てみると
本当に「家族みんなが楽しめる内容になっているのか」と疑問に感じてしまう。
http://www.nhk.or.jp/kouhaku/artists/www.nhk.or.jp
RADWIMPSやRADIOFISH、リンゴねえさんなどなど
比較的若い人に認知度が高いアーティストが多いように感じる。
https://matome.naver.jp/odai/2141483727445929401
たしかに和田アキ子や美川憲一といったかつて紅白のトリを飾っていたような
ビッグネームが少ない。
こうなると
「若い人もたくさん見てくれるんじゃないか!」
と感じるだろうが、やはり現状はそう甘くない。
ぶっちゃけ若者の世代から見ても
そこまで魅力的なラインナップに映っていないのではないか。
その証拠に紅白の視聴率は下降傾向だし、昨年に至っては
第一部が34.8%、ビッグネームや話題性の高い人が出る第二部が39.2%と上昇率が過去最低の4.4%であった。
NHKの狙いとしては、世の中のインフルエンサーである若い世代に魅力的に映るように番組を作ることで
視聴率は必然的に上がっていくと考えていたのかもしれないが、その点に固執しすぎており
どんな方向に進んでいきたいのかよくわからなくなってしまっているのではないか。
実際私も紅白を見ていても、和田アキ子が終盤に出てくると
「あぁ、今年も終わりだな」としみじみ感じることができたのが事実である。
そうしたビッグネームを外して、番組の内容をバラエティチックにしてしまうことで
本来の大晦日の風物詩としての魅力が失われてしまっている。
本当に大切なことは、出演アーティストの若返りや内容のバラエティ化など
小手先の手法で視聴率を回復させようとするのではなく
番組の方向性や趣旨をもう一度見直す必要があるのではないかと思ってしまう。
とはいえ、私は90年代のヴィジュアル系バンドが大好きなので
X JAPANの登場は非常に楽しみである。
さて、X JAPANの登場までだらだらしながら待つとしましょうかね。
みなさま、よいお年を!
写真は毎年恒例年越しラーメン!
横浜鶴屋町の浜虎です。